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2017/2/6

ふくしま「ふるさと写真の日」展

ふくしまの、あの日から今、そして大切なもの ふくしま「ふるさと写真の日」展 ブルース・オズボーンが撮ってきた、ふくしま避難者のふるさとアイデンティティ 2017/2/6(月)〜2/12(日) photo by BRUCE OSBORN / Ozone Inc.

私たちひとりひとりの心に潜む「ふるさと」という記憶の深い場所での大切なものたちとのつながりを「写真」を通して掘り起こし、その思いを根付かせ、育み、伝えていく「ふるさと写真の日」プロジェクト。その最初の起点とした場所は福島でした。

今年で6年が経過しようという東日本大震災。被災地の中でも福島県の12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村)の方達は原発事故に伴い、避難を余儀なくされました。被災後、故郷、自宅を離れ、他の市町村で暮らし、避難指示がいまだ解除なされない町、すでに帰村の始まった村、今年から帰村が始まる村など状況は様々です。

長い避難生活によって祖父母世代、親世代、子孫世代で大きく認識が変わりつつある「ふるさと」を、自分たちのアイデンティティとして触れ、確認し、伝えるきっかけにしようという福島県被災12市町村の「ふるさとアイデンティティのつながり継承事業」では、親子の写真を34年間撮り続け、大切なものとの関係を撮ってきた写真家ブルース・オズボーンさんに撮影を依頼。

ブルースさんが、2011年の震災直後に福島を訪れて撮影した方達との6年間の交流の中で撮影してきた写真に加えて「ふるさとアイデンティティのつながり継承事業」で、昨年末に新たに撮影した写真も含む計32点を、ふくしま「ふるさと写真の日」展として「GLOCAL CAFE」にて展示致します。

様々な困難を通られた、相馬市、南相馬市、飯舘村、葛尾村、川内村の方々が被災地にあっても、なお前向きに凛と立つ姿を是非ご覧ください。

更には、その被災地の方、撮影させていただいた方が自らまとめた書籍や写真なども併せて展示し、6年経過してもなお、現在進行中である福島の今を立体的に知っていただける機会ともなります。

【ふくしま「ふるさと写真の日」展】
主催:ふくしま「ふるさと写真の日」実行委員会
会場:GLOCAL CAFE
会期:2017年2月6日(月)〜12日(日)の7日間
時間:9:00〜20:00
※営業時間が異なる場合がございます。ご留意ください。
入場:無料(カフェをご利用の際は料金が必要となります)

ふくしま「ふるさと写真の日」に関する詳細は
https://www.furusato-photoday.com/

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